top of page
検索

クリニック・執刀医の選び方

特に初めて整形をする時って、慎重になる人とノリでやっちゃう人と二極端なんですよね。


ノリでやることがダメなのはいうまでもないですが、その気にさせるのがカウンセラーの仕事。意外と「話だけ・・・」と思ってクリニックに出向いて、カウンセラーと話してテンション上がって、そのまま施術する方って多いんです。


また、慎重なつもりでも、SNSの情報収集でちゃんと調べたつもり方になっている方



も多いです。


「有名な◯◯さんがこの先生で整形してたから」

「いろんなSNSで情報収集したから」

「症例をたくさん見たから」


準備OK!ではないんです。


SNSでも「この先生はダメ」「この先生はいいと言った記事を見ますが、それはその人の意見です。


交通費と時間をかけて、自分の足で実際に複数のクリニックを巡り執刀医に会ってください。


「やりたいと思っていたが実は適応じゃなかった」

「他の手術を併用する必要があると言われた」

「この先生、話してみると自分と合わないかも…」


など、想像していたことと違うことがあると思いますよ。


一度メスを入れたら、いくらお金をかけても完全に元の状態には戻せません

できる限り失敗しないためには必要な労力なんです。


【執刀医選びのポイント】


執刀医を選ぶ時『JSAPSかJSASのドクターを選ぶべき』というのをよく見ますが、この2つは大きく違います(簡単に言うとJSAPSは選ばれしドクターで、JSASは誰でもなれます)。JSAPS専門医を一つの指標とするのは良いかもしれないですが、それだけで選んではいけません。


ドクターも患者さんも人間なので、色んな価値観が違います。そのため、どんなに上手いと評判でも、おそらく悪い口コミが0の先生はいません。それがあるからやめるのではなく、口コミの中身(何で批判or評価されているか)・症例写真(技術、美的感覚)・カウンセリング(価値観、人柄)と多角的に判断する必要があります。


また、一つの手術で成功すると別の手術でも同じ先生に頼みがちですが、その都度調べカウンセリング巡りした方が良いです。なぜならドクターにも得意不得意があるからです(ある程度器用なドクターはいますが、全部得意です!って言ってる上手な先生はあまり聞いたことがないです)。



【カウンセラーは必要ない】


大手がなんでカウンセラーを雇っているか知っていますか?アップセルするため…と思われがちですが、結果的にそうなってしまっているだけで実は違います。カウンセラーの役割は、『ドクターの説明する手間を減らす』ことです。通常のクリニックであれば、ドクターが患者さん一人ひとりに手術の適応、内容や方法、注意事項を説明します(カウンセリング時間は30分〜1時間程度)。一日の営業時間を9時間とすると、手術をすることも考えたら20人未満(一人のドクターにつき)の予約者数が限界だと思います。それに対し、大手の一日の平均来院数は50人(一人のドクターにつき)を超えます。つまり、患者さんに割ける時間はほとんどありません。そのため、カウンセラーはドクターが本来するべき説明を代わりにする役目を担っているのです。経験上、真っ当なクリニックにはカウンセラー自体存在しません。


----------


以上のことを、クリニック・執刀医選びの時に心がけて見てくださいね。

 
 
 

Comments


bottom of page